注目が集まる「PayPay経済圏」と、ポイント経済圏の先駆けである「楽天経済圏」にはそれぞれに強みがあります。
どちらが自分のライフスタイルに合っているか気になりますよね。
この記事では、両者を比較しながらそれぞれの特徴をご紹介します!
- PayPay経済圏と楽天経済圏の違い
- どちらの経済圏が向いているか
- 2つの経済圏を併用もできる!
自分の暮らす経済圏があると、ポイントが貯まりやすく普段のお買い物がお得になるよ!
※この記事はPRを含みます。
ポイント経済圏とは
日常生活で利用するサービスをなるべく同じ企業グループが提供するものに統一して、効率よくポイントをゲットしながらお得に暮らすシステムを「ポイント経済圏」といいます。
- PayPay経済圏(Yahoo!経済圏)
- 楽天経済圏
- ドコモ経済圏
- au経済圏
- イオン経済圏
- nanaco経済圏
バラバラの会社で契約するのは勿体無い!ポイントもお金と同じくらいの価値があるよ♩
PayPay経済圏(Yahoo!経済圏)
「PayPay経済圏」は、ソフトバンクグループが提供しているサービスを中心とした経済圏です。Yahoo!のサービスも含まれているため「Yahoo!経済圏」とも呼ばれています。
貯まるポイントは「PayPayポイント」です。1ポイント=1円分として普段のお買い物に使える他、PayPayポイント運用にまわすことも可能です。有効期限がなく失効する心配がないので、欲しいものを買うために目標金額まで安心して貯めておけるのも魅力です。
各種サービスの改名ラッシュが続いていて、「経済圏としてPayPayを認知してほしい」という強い思いを感じるよ!
参考 分かりやすく解説↓↓
▷【2024年版】PayPay経済圏の始め方
楽天経済圏
「楽天経済圏」は、その名の通り楽天グループが提供しているサービスを中心とした経済圏です。ポイント経済圏の先駆けであり、多くの方に支持されています。
貯めていくポイントは「楽天ポイント」です。1ポイント=1円分として普段のお買い物に使える他、運用にまわすことも可能です。楽天モバイルや楽天でんきなど、月々の出費にポイントを当てることができるのもメリットです。有効期限があるので注意が必要です。
経済圏と言えば楽天を思い浮かべる方も多いですよね!
PayPay経済圏と楽天経済圏の比較
2つの経済圏のサービスは、以下のようになっています。
サービス | PayPay経済圏 | 楽天経済圏 |
---|---|---|
ショッピングサイト | Yahoo!ショッピング LOHACO by ASKUL | 楽天市場 |
クレジットカード | PayPayカード | 楽天カード |
スマホ決済 | PayPay | 楽天ペイ |
モバイル | SoftBank Y!mobile | 楽天モバイル |
ネット回線 | SoftBank光 SoftBank Air | 楽天ひかり |
インフラ | おうちでんき ソフトバンクガス | 楽天でんき 楽天ガス |
銀行 | PayPay銀行 | 楽天銀行 |
証券 | PayPay証券 | 楽天証券 |
ふるさと納税 | さとふる ふるなび ふるさとチョイス | 楽天ふるさと納税 |
飲食店ネット予約 | PayPayグルメ | ぐるなび |
フリマ | Yahoo!フリマ (旧PayPayフリマ) | 楽天ラクマ |
旅行 | Yahoo!トラベル | 楽天トラベル |
この中から、気になるサービスをピックアップして比較していきます!
ショッピング
PayPay経済圏 | Yahoo!ショッピング LOHACO by ASKUL |
楽天経済圏 | 楽天市場 |
定価は同等なので、お買い物のお得度はどれだけポイントが還元されるかが重要になってきます。
それぞれのショピングサイトを比較していきます!
- 誰でも毎日5%還元※
- 1点買いでOK
- SoftBank / Y!mobile は更にお得
- 大型キャンペーン:超PayPay祭など
- PayPayポイントに有効期限がない
※2023年12月1日(金)よりYahoo! JAPAN IDとLINEアカウントの連携が必要となります。(未連携の場合はヤフーショッピング商品券での付与)
PayPayもしくはPayPayカードで支払うだけで毎日5%還元、「5のつく日」にはヤフーショッピング商品券としてさらに+4%還元が狙えます。
その他、「買う!買う!サンデー+4〜6%」「さん!さん!キャンペーン+3.3%」など定期的にポイントアップキャンペーンが開催されています。
難しい条件をクリアする必要がなく、1点買いでも適用されるのでとても使いやすいです。
仕組みが簡単なので、経済圏初心者さんはPayPay経済圏が始めやすいよ!
参考 Yahoo!ショッピングの攻略法↓↓
▷【2024年12月】お得な日はいつ?
▷【プレミアムな日曜日】でお得にお買い物!
▷【5のつく日キャンペーン】がお得!
- 楽天のサービスを使うほどポイントアップに繋がる(SPU)
- 買いまわりでさらにお得
- 大型キャンペーンは楽天スーパーセールなど
- 貯まるポイントは期間限定なので注意
楽天市場は、日常的に楽天のサービスを使うほどポイントアップに繋がる仕組みSPU(スーパーポイントアッププログラム)があります。
最大の+15.5倍を狙うのは難しいですが、例えば、楽天カードと楽天銀行の利用でいつでも+3.5倍になります。楽天モバイルユーザーなら、さらに+1〜3倍還元率がUPします。
加えて、楽天スーパーセールやお買い物マラソン開催中は複数の店舗を買いまわることでどんどんポイント還元率が上がり、10店舗で+9倍になります。SPUと組み合わせて高還元を狙います。
日用品や必需品を一気に買いまわりたい人は楽天がお得になりやすかったのだけど、12月1日以降、ひと月に獲得できる上限ポイント数はかなり少なくなってしまいます!
参考 分かりやすく解説↓↓
▷【最新】今月の楽天市場のお得な日はいつ?
▷【楽天】お買い物マラソン/スーパーセール攻略法
- Yahoo!ショッピング:1点買い、SoftBank / Y!mobileユーザーに強い
- 楽天市場:買いまわり、楽天サービスをたくさん使う人に強い
クレジットカード
どちらも年会費無料、基本還元率1%と使いやすいカードです。
PayPayカードは200円ごとに2ポイント付与ですが、条件達成で最大1.5%還元が狙えます。Yahoo!ショッピングを利用すると+3%還元UPになります。
楽天カードは100円ごとに1ポイント付与されます。さらに楽天市場を利用すると+1%還元率UPになります。
PayPayカード | 楽天カード | |
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
基本還元率 | 1% (200円ごとの付与) | 1% (100円ごとの付与) |
最大還元率 | 1.5% (200円ごとの付与) | 1% (100円ごとの付与) |
ポイント | PayPayポイント | 楽天ポイント |
国際ブランド | JCB Visa Mastercard | JCB Visa Mastercard American Express |
家族カード | あり | あり |
ETCカード | 年会費550円 | ダイヤモンド/プラチナ会員:無料 それ以外の会員:550円 |
海外旅行保険 | なし | 最高2,000万円 |
入会特典 | 新規入会&3回利用で 最大5,000円相当 | 新規入会&初回利用で 最大5,000円相当 |
その他 | ・Yahoo!ショッピング/LOHACO利用時+3%還元 ・ナンバーレスカード | ・楽天市場利用時+1%還元 ・楽天証券でクレカ投資可能 |
- 基本還元率は同じ
- 最大還元率はPayPayカードの方が高い
- 楽天は100円ごと、PayPayは200円ごとにポイントが付く
参考 分かりやすく解説↓↓
▷【PayPayカード】メリット / デメリット
スマホ決済
PayPayは、PayPayクレジットでの支払いで最大1.5%、楽天ペイは楽天カードからチャージして決済すると最大1.5%の還元があります。
最大還元率は同等となっておりますが、PayPayの場合「200円以上30回&合計10万円以上のお支払い」を達成する必要があるため、楽天ペイの方が1.5%に達成しやすいです。
ですが、対応店舗やクーポン・キャンペーンの豊富さを考慮すると、PayPayの方が使い勝手は良いと感じます。
PayPay残高 | PayPayクレジット | 楽天ペイ | |
---|---|---|---|
基本還元率 | 0.5% (200円ごと) | 1% (200円ごと) | 1% (100円ごと) |
条件クリアで | +0.5% (200円ごと) | +0.5% (200円ごと) | +0.5% (200円ごと) |
チャージ方法 | 各種銀行口座 PayPayクレジット SB/YMまとめて支払い 現金 ヤフオク/PayPayフリマ売上金 | チャージ不要 | 楽天銀行 楽天カード ATM ラクマ売上金 楽天ウォレットの暗号資産 楽天ギフトカード |
クーポン / キャンペーン | あり | あり | なし |
- 最大還元率にしやすいのは楽天ペイ!
- 対象店舗やクーポンによる使い勝手はPayPay!
参考 詳しくはこちら↓↓
▷『PayPay』始め方-使い方 徹底解説
参考 分かりやすく解説↓↓
▷【PayPayクレジット】PayPayカードとどっちがお得?
モバイル
今回は格安SIM同士であるY!mobileと楽天モバイルで比較していきます!
基本料金を比較すると楽天モバイルの方が1,000円〜2,000円ほど安いです。無制限プランがあるのも楽天のみです。
Y!mobile | 楽天モバイル | |
---|---|---|
小容量 | 2,365円 (4GB) | 1,078円 (3GB) |
中容量 | 4,015円 (20GB) | 2,178円 (20GB) |
大容量 | 5,115円 (30GB) | 3,278円 (無制限) |
しかし、Y!mobileは通信速度にストレスが少ないことに定評があります。
家族割やおうち割光セット、PayPayカード支払い割引が適用されると、楽天モバイルと同じ料金で利用することができます(家族割は2回線目から、おうち割光セットは1回線目から適用)。
Y!mobile | 楽天モバイル | |
---|---|---|
小容量 | 1,078円 (4GB) | 1,078円 (3GB) |
中容量 | 2,728円 (20GB) | 2,178円 (20GB) |
大容量 | 3,828円 (30GB) | 3,278円 (無制限) |
Y!mobile | 楽天モバイル | |
---|---|---|
小容量 | 1,078円 (4GB) | 1,078円 (3GB) |
中容量 | 2,178円 (20GB) | 2,178円 (20GB) |
大容量 | 3,278円 (30GB) | 3,278円 (無制限) |
- 無制限で使いたい人は楽天モバイルがおすすめ
- 通信速度を重視したい人はY!mobileがおすすめ
『ワイモバイル』詳しくはこちら↓↓
楽天モバイルのお得なクーポンをわかりやすくまとめているサイトはこちら↓↓
外部サイト:楽天モバイルクーポンまとめ
銀行
普通預金金利は楽天銀行の圧勝です。楽天銀行と楽天証券を連携させる(マネーブリッジに申込む)ことで、300万円以下の部分は金利が0.1%(税引後0.079%)、300万円以上の部分は0.04%(税引後年0.031%)になります。
PayPay銀行のメリットは、カードレスATMが採用されている点です。PayPay銀行アプリでカードレスATMの設定をしておくと、キャッシュカードがなくてもスマホ1つで現金化することができて使い勝手が良いです。
PayPay銀行 | 楽天銀行 | |
---|---|---|
普通預金金利 | 0.001% | 0.02%〜0.1% |
定期預金金利 | 0.02%〜0.03% | 0.02% |
ATM入金手数料 | 利用金額3万円以上:無料 利用金額3万円未満:165円(ゆうちょ330円) | 利用金額3万円以上:無料 利用金額3万円未満:220円〜275円(会員ステージに応じて最大7回/月 無料) |
ATM出金手数料 | 利用金額3万円以上:無料 利用金額3万円未満:165円(ゆうちょ330円) | 220円〜275円 (会員ステージに応じて最大7回/月 無料) |
特徴 | キャッシュカード不要で入出金ができる PayPay残高への入出金がいつでも何回でも手数料0円 | 楽天証券とのマネーブリッジ 楽天カード連携でSPU+0.5% |
- 楽天銀行の方が金利が高い
- PayPay銀行はキャッシュカードがなくても現金化が可能、普段使いに便利
例えば、楽天銀行に1年間300万円預けると、2,370円の利息が受け取れます!
証券
楽天証券はつみたてNISA(新NISA含む)に対応しています。金融商品のラインナップが豊富で手数料も低く、おすすめの証券口座です。楽天ポイントをつみたてNISAの投資に回すこともできます。
PayPay証券は、1,000円からの少額投資が可能なことが強みです。株式に興味がある人は、始めやすい金額から有名な大企業の株主になれるPayPay証券がおすすめです。
※2024年から、PayPay証券も新NISA対応になりますが、手数料の観点から楽天証券がおすすめです。
PayPay証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|
特徴 | 1,000円から少額投資ができる | NISA / iDeCo口座対応 業界最低水準の手数料 |
投資初心者の場合、まずは国が推奨している「つみたてNISA」がおすすめ。その場合は楽天証券が有利だね!
- 楽天証券:つみたてNISA / iDeCo
- PayPay証券:1,000円からの少額投資
ふるさと納税
どちらも豊富なラインナップが揃っており、使いやすさも抜群です。
「さとふる / ふるなび / ふるさとチョイス」はYahoo!ショッピングのキャンペーン、「楽天ふるさと納税」は楽天市場のキャンペーンが適用されるため、寄付する日を工夫することでよりお得に楽しむことができます。
- どちらもお得!
- それぞれのショッピングサイトで上手に寄付しよう
参考 分かりやすく解説↓↓
▷【ふるさと納税のやさしい始め方】仕組みやメリット・デメリット
参考 おすすめの返礼品はこちら↓↓
▷【リピート確定】大満足の食品12選
▷【コスパ最強】おすすめ生活必需品10選
▷【主婦におすすめ】キッチン用品5選
▷【緑のある暮らし】観葉植物4選
どちらがお得?
上記を踏まえて、PayPay経済圏と楽天経済圏どちらで暮らしていくか悩んでいる方は、まず携帯キャリアから考えると決めやすいです。
- すでにSoftBank / Y!mobileを使っている
- すでにPayPayを使っている
- 1点買いでもお得にお買い物がしたい
- 携帯は通信費用を抑えたいけど通信速度も譲れない
- すでに楽天モバイルを使っている
- お買い物はまとめ買いをしたい
- 携帯はデータ容量を無制限で使いたい
- つみたてNISAを始めたい
ただし、全てをどちらかの企業に統一する必要はありません。両者のいいとこ取りをするのがおすすめです。
- スマホをY!mobileで契約
▷家族割で安く、通信もサクサク - 普段のお買い物はPayPay、Yahoo!ショッピングを利用
▷1点買いでもPayPayポイントがしっかり貯まり、有効期限もない - 銀行 / 証券口座は楽天で開設
▷高い利息を受け取れる
▷投資初心者でも始めやすいつみたてNISAで資産運用
このように2つの経済圏を併用すると、よりお得になると思います!
まとめ:自分に合った経済圏でお得に暮らそう!
以上、PayPay経済圏と楽天経済圏の特徴をご紹介しました。
どちらの経済圏もそれぞれの強みがあります。全てを完璧に揃えて100点を目指すよりも、自分にとって必要な部分を取り入れながらできる範囲でポイントを貯めることが大切です。
80点を目指しながら楽しく暮らしましょう♩
最後までご覧いただきありがとうございました!
参考 分かりやすく解説↓↓
▷【2024年版】PayPay経済圏の始め方
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