食洗機は「新・三種の神器」の1つと言われているほど便利な家電です。
しかし「食洗機の設置スペースが不足している」「本当に綺麗になるのか不安」「食器がどのくらい入るのか知りたい」など、導入前は心配なこともあると思います。
この記事では、私が導入したパナソニック食洗機「NP-TZ300」について、使ってみてわかったことを主婦目線で率直にレビューしていきます。
- 食洗機(パナソニック「NP-TZ300」)を実際に使ってみた感想、レビュー
- メリット/デメリット
- 設置風景や収納力
我が家でも導入してからは毎日使っていて、なくてはならないものになったよ♩
※この記事はPRを含みます。
実際に使ってみた感想
結論から言うと、もう手放せないくらい本当に買ってよかった家電です!
例えるなら、洗濯機や掃除機と同じくらいの便利さです。服を手洗いしたり、埃をほうきで掃いたりするのは、現代の生活では考えにくいですよね。それと同じように、食洗機も1度使うと手洗いには戻れない必須家電です。
私が購入したのは「NP-TZ300」のホワイトカラー。シルバーもあり、シックで格好良いカラーリングです。
新・三種の神器、残りの2つもおすすめ!レビューはこちら↓↓
参考
▷ロボット掃除機「エコバックス」レビュー
▷パナソニックのドラム式洗濯機のレビュー
食洗機のおすすめポイント
- 家事の時間が減り、自由な時間が増える
- 家族の食事時間のズレを気にしなくてOK
- 手洗いより綺麗に洗える
- 手荒れがなくなる
- ナノイーX機能が搭載されていて保管庫にもなる
- お手入れがほとんどいらない
家事の時間が減り、自由な時間が増える
まずはなんといっても「家事の時間が減ること」です。今まで食器洗いをしていた時間が自由時間に変わりました。
特に夕食後の洗い物は20〜30分程かかっていたので、1年間で約182.5時間の節約になります。
家族と団欒したり他の家事を片付けたり、有効に使えるよ!
1日30分×365日=10,950分(182.5時間)
→1年で182.5時間の自由時間が増えた!
家族の食事時間のズレを気にしなくてOK
家族の帰宅時間がズレると夕食の時間もズレるため、その都度食器洗いをする必要がありました。ですが、家族分のお皿が入るスペースを確保しておくことで、その手間がなくなります。
最後に晩酌のコップも入れて、スイッチを押すだけ。寝る前の洗い物が面倒でそのまま飲んでもらっていた缶ビールも、気兼ねなくビールグラスに注いで晩酌を楽しめます。
気持ちもラクになるよ♩
手洗いより綺麗に洗える
油汚れもスッキリ落ちます。手洗いでは2度洗いをすることもあった食器が食洗機なら一発!洗浄力の強さに驚きました。
食洗機専用の洗剤は手洗い用のものより強力な洗浄力があります。さらに、手で触れない高温と、水道では出せない噴射力で洗うため、とても綺麗に仕上がります。
特に感動したのはザル。手洗いだとスポンジの繊維がくっついていたり、洗い切れないないことがありませんか?
手荒れがなくなる
洗い物をする時間が減るので、手荒れが解消されました。
重症なときは、血が出るほど手荒れに悩んでいたのですが、それが完治して嬉しい限りです。
ナノイーX機能が搭載されていて保管庫にもなる
この機種は、ナノイーX送風で庫内を除菌してくれるので清潔な状態が保たれます。
購入する際はあまり気にしていませんでしたが、食器をしばらく庫内に置いておけるナノイーXは予想以上に嬉しい機能です。
寝る前やお出かけ前に食洗機をまわして、しばらく扉を開けられなくても匂いなどが気になったことは1度もありません。
お手入れがほとんどいらない
食洗機のお手入れって面倒そうな気がしませんか?実際はとても簡単です。残さいフィルターと排水口カバーを取り出して軽く洗うだけでOKです。
目安として、残さいフィルターは週に1回、排水口カバーは月に1回となっていますが、食器についた残さいをある程度拭き取ってから入れているため、両方1ヶ月に1回くらい洗えば十分です。
実際は1ヶ月経っても汚れはついていないけど、一応洗っているという感じです。
食洗機を買う際の注意点
食洗機の注意点も確認しておきましょう。
- 設置場所をとる
- 初期費用がかかる
- タッパーなどの軽いものは吹き飛ばされる
- 音が少し気になる
- 分岐水栓の工事が必要
- 引っ越すと分岐水栓が使えなくなる可能性がある
設置場所をとる
収納力を求めると物理的な大きさが必要なので、設置場所を確保しなければいけません。扉の開き分を考慮した十分なスペースが必要となります。
当然、何もないより圧迫感があるので、お家をスッキリ保ちたいという方にはネガティブなポイントとなります。
初期費用がかかる
我が家の初期費用は「本体+分岐水栓+工事費用」で約13万円でした。合わせて、食洗機用洗剤と電気・水道代が1年間で約2万円(Panasonic公式HPより)とすると、購入した年度はランニングコストも含めて、約15万円と想定できます。
ですが前述した通り、1年で182.5時間の節約になりました。
神奈川県の最低賃金1,012円で考えると、182.5時間×1,012円=184,690円分の働きを代わりにやってくれるため、1年でコストを上回ります。
使う水の量は食洗機の方が少ないので、長く使えば手洗いよりも節約になります!
タッパーなどの軽いものは吹き飛ばされる
高圧水流で洗うため、軽いものがひっくり返っていることがあります。置き方次第で解決するので、最初は試行錯誤が必要です。
飛ばないように小鍋などの取っ手を重りにして工夫しています。
音が少し気になる
テレビの音量を少し上げれば問題ないレベルなので困ってはいませんが、映画を見ているときに稼働させると、音が気になることがあります。
気になる方は、食洗機をまわす時間を工夫するといいかと思います。
我が家では就寝前にまわすことが多いのですが、気になって眠れないということはありません。
分岐水栓の工事が必要
据え置きタイプなので大がかりな工事は不要ですが、分岐水栓を取り付ける必要があります。我が家は業者にお願いしましたが、自分でもできるようなので、技術がある方は工事費用を抑えられます。
分岐水栓は、ご家庭の水道に合った物を食洗機本体とは別で購入します。我が家の水道は少し珍しいタイプのようで、分岐水栓の流通が少なく23,000円もかかってしまいました。
食洗機を検討する際は、分岐水栓についても調べておくと安心です。ですが、一度設置すれば自動給水だから手間いらずで毎日快適です。
下記のような分岐水栓が不要なタンク式の食洗機もありますが、毎日のことなので自動給水にして良かったと思っています。
引っ越すと分岐水栓が使えなくなる可能性がある
それぞれの水栓に合わせた分岐水栓を選ぶので、引っ越すと使えなくなってしまう場合があります。一致しなければシンプルに買い直しが必要となってしまいます。
設置風景・外観
我が家は賃貸の1LDK。設置スペースが1番の心配事でしたが、DIYでカウンターを作り設置しています。設置方法は予めよく検討しておくことをおすすめします。
シンクでの作業中、テレビを見ることはできなくなりましたが、そもそも洗い物をする時間がほとんどなくなったので問題ないです!
カウンターは、2,000円程のOSB合板で作成しました。万が一にも崩れてはいけないので、2枚の板で1つの足を作って、ビスで固定しています。
既存のカウンターは奥行きが15cmしかなく、奥行き35cmの食洗機を置ける新たなカウンターを作る必要がありました。
収納力
私たちは夫婦2人暮らしです。食事の食器は余裕で入りますが、料理によってはフライパンや鍋などの全ての調理器具を収納するのは難しいです。
最初はどこに何を入れればいいのか試行錯誤していましたが、使い続けるうちに定位置が決まり、考える時間も日に日に短くなりました。
公式としては、5人分40点の食器が入るサイズです。ファミリーでも調理器具だけある程度洗ってしまえば、お皿はしっかり入ると思います。
上段を上にずらしても、上記画像のように小鍋くらいの高さの物なら入ります。
パナソニックNP-TZ300を選んだ理由
- シンプルでスタイリッシュなデザイン
- 扉がタッチで開く
- ナノイーXが搭載されている
- 分岐水栓を取り付けて自動給水されるタイプ
まずは、スタイリッシュなデザインです。ボタンがなく、フルフラットでシンプルなデザインが気に入っています。
扉もワンタッチで開いて便利です。手が濡れていても、操作できるのがありがたいです。
万が一、タッチ機能が壊れてしまっても、修理するまではサイドにあるボタンを押せば開くので、使えなくて困ることもありません。
先述しましたが、ナノイーXが搭載されているため庫内も除菌してもらえるのが魅力的です。
寝る前やお出かけ前にスイッチを押して、しばらく扉を開けなくても清潔な状態が維持されているのはかなり便利なので、この機能はおすすめです。
食洗機稼働後、24時間ナノイーが送風されているので1日扉を開けられなくても大丈夫です。
洗剤の選び方
食洗機の洗剤は、専用のものを使う必要があります。
我が家では、ジェルボールタイプと粉末タイプの2つを使い分けています。食器が多く油汚れが気になるときはジェルボール、食器が少なく汚れが少ないときは粉末タイプを投入しています。
- 価格が安い
- 食器の量や汚れ具合によって入れる量を調整できる
- 入れすぎると溶け残る心配がある
- 計量が不要
- 液垂れしたり、手に洗剤が付く心配がない
- 粉末に比べて高価
どちらも綺麗に洗浄してくれているので、このまま併用していこうと思っています。
購入はインターネットがおすすめ
あくまで参考としていただきたいのですが、値段交渉の余地があるか質問したところ、本商品は値段を下げることはできないと決められているとのことでした。
ルールを守らず安く売ってしまうと、後々店舗で取扱いができなくなる決まりがあるのだそうです。そのため、どこの店舗で買っても値段は定価で変わらないとのことでした。
いくつかの店舗を回ってみましたが、やはり同じ値段でした。
上記を踏まえると、ポイントが貯まる楽天やYahooショッピング等のインターネット通販サイトから購入するのがお得な方法と言えます。
注意点としては、分岐水栓の手配・工事は、別途行う必要がある点です。
自分でやる技術がある方はよいのですが、不安な場合は、分岐水栓だけ家電量販店で購入し、工事もお任せできるか確認することをおすすめします。
問題なければ、普段利用しているショッピングサイトを使って、ポイントをしっかりゲットしてくださいね!
食洗機は高価なものなのでその分たくさんのポイントが付きます♩
まとめ:食洗機で時間を手に入れる
以上、パナソニック食洗機のレビューでした。
初期費用は少々高いですが、それ以上のリターンが得られる素晴らしい製品だと思います。
時間を買うことはできませんが、家電に頼って時間を作ることはできます。ぜひ、限られた時間を有効に活用してくださいね♩
最後までご覧いただきありがとうございました!
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参考
▷ロボット掃除機「エコバックス」レビュー
▷パナソニックのドラム式洗濯機のレビュー
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